インド占星術から見た2027年

日本の季節にのせて読む、一年の大きな流れ

2027年は、星の大きな周期が、いくつも同時に切り替わる年です。

12年ごとに巡る星、29年ごとに巡る星、18か月ごとに星座を移る二つの見えない星。ふだんは別々のリズムで動いているものが、2027年は一か所に重なります。

そのうえで、この記事では、日本の季節(立春、夏至、冬至など)の暦にのせて、一年を眺めてみます。

まず、一年をひと目で

時期季節星の動き
1月25日冬の終わり木星が蟹座へ。広がりの星が、いちばん力を出せる場所に入る
2月4日〜春 はじめる蟹座で木星が働く。2月7日未明に日食
6月3日夏の入り口土星が牡羊座へ(約29年ぶり)
6月26日夏 たしかめる木星が獅子座へ
8月2日夏の土用皆既日食
10月20日秋 見直す土星が魚座へ戻る
11月26日冬 ととのえる木星が乙女座へ

今年の三つの大きな動き

一つめは、手放しと形づくりの綱引きです。
2026年12月から2028年なかばまで、「ラーフ」と「ケートゥ」という二つの星が、ずっと働いています。ラーフは「もっと形にしたい、認められたい」という力で、山羊座にいて、仕事や社会に向かいます。ケートゥは「もう十分、手放したい」という力で、蟹座にいて、家や心の拠りどころ、過去に向かいます。進みたい気持ちと、手放したい気持ちが、同時にある年です。

二つめは、土星が約29年ぶりに牡羊座へ入ることです。
土星は、現実と時間を司る星です。牡羊座は、すぐ動きたい星座なので、土星にとっては力を出しにくい場所とされています。6月3日から、急ぐほど空回りしやすくなります。確かめながら進めば、あとで強い土台になります。この流れは2030年ごろまで続きます。

三つめは、広がりの星・木星が、年の前半に蟹座にいることです。
蟹座は、木星が最も力を出せる位置です。家や人とのつながり、心の安心を土台にすると、学びも縁も広がりやすくなります。

二回の日食(日本からは見えません)

2027年は、日食が二回あります。どちらも日本からは見えませんが、「その時期のテーマを強める節目」として読まれます。

  • 2月7日未明(金環日食、山羊座):日本時間の日付です(世界時では2月6日)。立春の直後です。仕事や社会の面で、新しい季節の最初に区切りが入ります。
  • 8月2日(皆既日食、蟹座):夏の土用の最後の丑の日と同じ日です。家や心の面で、季節の変わり目に区切りが入ります。

春は、「広げる」より「選ぶ」

2月と4月の下旬には、広がりの星・木星と、手放しの星・ケートゥが、同じ蟹座で重なります。導きや学びの星に、手放しの星が重なる形です。「増やす」より「本当に大切なものを選ぶ」ことが合う、春になります。

インドの暦では、4月7日が新年です。日本の暦では、清明(4月5日)の2日後、春のまんなかの頃にあたります。

四つの季節の言葉

季節言葉ひとこと
春はじめる小さな一歩を一つ動かす
夏たしかめる勢いのまま進まず、点検する
秋見直す終えたはずのことを、もう一度ふり返る
冬ととのえる足元を整えて、小さな種を一つまく

春分(3月21日)、夏至(6月21日)、秋分(9月23日)、冬至(12月22日)は、それぞれの季節のまんなかの節目です。6月26日から10月19日までは、土星も木星も火の星座にいます。前に進む力とブレーキが、同じ方向を向く流れです。夏の後半から秋の半ばまで、「たしかめる」ことが実を結びやすい時期になります。

2027年は、選び直す一年

手放しながら、土台をつくり直す。急がず、確かめながら、本当に大切なものを選ぶ。2027年は、増やす年というより、そんな「選び直す」一年になりそうです。

この記事は、答えではなく、ヒントです。
あなたは今、春・夏・秋・冬の、どの季節にいる気がしますか?

季節ごとの日付や、土用の期間は、「2027年の時間割」にまとめています。いつでも見返せる形になっています。

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