生きづらさが、少し軽くなる。月のリズムで「自分の声を聴く」4日間のノート
人といると、どっと疲れる。
相手の機嫌が、いつのまにか自分の機嫌になっている。
「大丈夫?」と聞かれて、反射で「大丈夫」と答えてから、本当はどうなんだろう、と思う。
人には気を遣うのに、自分が何を感じているかは、いつも後回し。
そんなふうに生きづらさを抱えているなら、この先を、少しだけ読んでみてください。
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なぜ、こんなに疲れるのか
人と会うと、なぜか、どっと疲れる。
悲しんでいる人のそばで、自分まで悲しくなって、あとで「これは私の悲しみだったのか」と分からなくなる。
これは、気のせいでも、弱さでもありません。
一つのイメージで説明してみます。
自分の「軸」を、頭のてっぺんから背骨を通る一本の線だとします。
その線が少しずれると、すきまができる。
そのすきまから、まわりの感情が流れ込んでくる——そんなイメージです。
しかも疲れているときほど、重いものばかりが入ってくる。
だから、こんがらがる。
この感覚は、私のもの。それとも、誰かのもの。
生きづらさをやわらげる道は、感じないようにすることでも、我慢することでもありません。
「これは私の声、これは誰かの声」と、聴き分けられるようになること。
自分の輪郭を、もう一度くっきりさせること。
それだけで、生きづらさは、ずいぶん軽くなります。
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外を探しても、埋まらなかった
少し、私の話をします。
以前の私は、いろんなセミナーや講座を渡り歩いていました。
自分を幸せにしたくて。誰かの役に立ちたくて。次の講座、次の先生、次の方法に、答えがあると思っていた。
でも、どれだけ外を探しても、埋まりませんでした。
探し尽くして、ようやく分かったんです。
答えは、外にはなかった。
いちばん近くにある声——自分の声を、聴いていなかっただけでした。
その輪郭をくっきりさせる方法が、「鎮静月ジャーナル」です。
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自分の声を聴くための、4日間のノート
月が欠けていく数日間——新月の前の、静かな3日間と、新月の朝。
たった4日間、少しだけ外の声を止めて、自分の声を聴くために書きます。
1日目「静かにする」
今の自分を、そのまま書き出す。体の感覚、頭の中、気になること。
2日目「熟成させる」
昨日の自分を、友人として眺める。目が留まった言葉を書き写して、そこから、ふと分かったことを。
3日目「整える」
2日間で見えてきたものを、言葉で紡ぐ。手放すもの。かわりに迎えるもの。明日の新月の自分へ、一言。
4日目「織る」
新月の朝。3日間で紡いだ糸を、今の自分に重ねる。昨日の自分に、返事を書く。
やることは、これだけ。
自分の声を聴く。ただ、それだけです。
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途中で「え?」と湧いてきた言葉のために
書いていると、脈絡なく、ふっと言葉が湧いてくることがあります。
その日の欄には収まらない、けれど、消したくない言葉。
そのための「種のページ」を、最後に一枚つけています。
書き留めるだけで、済んでいます。
答えを出さなくてもいい。使い道を考えなくてもいい。
見たよ。そこにいていいよ。
それだけの、ページです。
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4日目のページは、来月へ渡す手紙
「織る」のページは、書いて終わりではありません。
来月の新月に、もう一度ひらきます。
来月、書きはじめる前に、先月のページを読む。
それだけで、1ヶ月前の自分と、今の自分が、静かにつながります。
だから、続けるための努力は要りません。
続く形が、はじめから折り込んであります。
(はじめての月は、渡された手紙がないので、そのまま書きはじめてください)
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特別なことは、何も必要ない
1日3分。1行だけでも。
うまく書けなくても、かまいません。書けない日は、「書けない」と記す。
空白も、ひとつの答えです。
満ちていく数日、欠けていく数日。その波は、体がもう知っています。
それなのに疲れてしまうのは、波に逆らって動いているから。
鎮静月ジャーナルは、その波に、逆らうのをやめてみるだけ。
月が欠けて、静まっていく数日に、こちらも静かに、内へ向かう。
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まずは、来月の鎮静月から。
次の鎮静月は、9月8日・9日・10日。新月は、8月11日です。
次の鎮静月から、よかったら、一緒に。
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