今日は、鎮静月の三日目
十月十日、土曜日。
鎮静月の、三日目。
新月まで、あと一日。
月は、天秤座。
一日じゅう、手の宿を通る。
昨日は、寝かせる日だった。
今日は、手放す日。
新月のティティが、はじまる
今日は、新月のティティ。アマーヴァースヤー。
欠けていく月の、最後の目盛り。15番目。
未明の1時6分に始まり、11日の0時50分ごろまで。
日本の新月の瞬間は、明日の未明。
ティティは、今日からはじまる。
インドでは、今日は、先祖を偲ぶ期間の、最後の日。
手の宿
手の宿。
掴む、渡す、手わざ。
掌の上に、何がのっているかを見る日。
象徴は、手のひら。
神は、サヴィトリ。太陽の神。
新月は、月と太陽が重なるとき。
一日目は、手をひらいた。
三日目は、そのひらいた手に、何がのっているかを見る。
三日目は、「紡ぐ」
一日目は、静かにする。二日目は、熟成させる。
三日目は、紡ぐ。
手わざの動詞。糸を、指でより合わせる。
昨日まで寝かせた言葉を、手にのせる。
手放すもの。かわりに迎えるもの。
散らばった言葉が、一本の糸になる。整える、とも言える。
三日目の問いは、鎮静月ジャーナルに。
手放すは、渡す
手放すは、捨てるとは別。
手の宿には、「渡す」という字がある。
握っていたものを、手のひらにのせて、そっと渡す。
渡したあとも、手は、ひらいたまま。
ただ、気づく。
手のひらに、何がのっているか。
まだ渡せないものは、どれか。
渡せないものがあっても、そのまま。
朝か夜に、手をひらく。
小さな行動を、ひとつ。
新月まで、あと一日
十一日の未明に、新月。
静かにする。熟成させる。紡ぐ。織る。
四つの動詞の、みっつ目。
新月の日は、織る。
今日は、糸にする日。
参考資料▶ ドリク・パンチャーンガ|アマーヴァースヤー(2026年)
参考資料▶ ボルドスカイ|2026年10月の祭事カレンダー

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