2027年の時間割

視えない流れを捉える、一年のヒント集

2027年は、春ははじめる、夏はたしかめる、秋は見直す、冬はととのえる一年です。月の満ち欠けは、鎮静月カレンダーでご覧ください。

物語として読む → インド占星術から見た2027年

暦の四つの節目

季節は、始まりの「立」から、まんなかの「分・至」へ進み、最後に土用で整えます。

季節始まりまんなかの節目土用
春立春 2/4春分 3/21(日)4/17〜5/5
夏立夏 5/6夏至 6/21(月)7/20〜8/7
秋立秋 8/8秋分 9/23(木)10/21〜11/7
冬立冬 11/8冬至 12/22(水)2028年1月17日(予定)

土用は、季節が変わる前の約18日間です。昔は、この時期に土を動かすこと(穴を掘る、庭を大きく手入れする)を避ける習わしがありました。今の暮らしでは、「新しい季節に入る前に、体と心を整える期間」と考えると分かりやすいと思います。年の初めの冬の土用(1/17〜2/3)は、前の年の冬から続く期間です。

2027年の星の動き(全体の一覧)

日付動きひとこと
1月25日木星が蟹座に入る安心を土台に、広がりが始まる
6月3日土星が牡羊座に入る急がず、たしかめる流れへ
6月26日木星が獅子座に入る自分らしく表現したい気持ちが高まりやすい
10月20日土星が魚座に戻る一度離れたテーマを見つめ直す
11月26日木星が乙女座に入る暮らしの足元を整える流れへ
一年を通してラーフは山羊座、ケートゥは蟹座「もっと」と「もう十分」の綱引き

木星は、恵みと広がりを司る星です。土星は、現実と責任、時間を司る星です。この二つの動きを軸に、季節の流れを読んでいきます。

一年を通して持っておく心構え

2026年12月ごろから2028年なかばまで、「ラーフ」と「ケートゥ」という二つの見えない星が、ずっと働いています。

  • ラーフ(山羊座):「もっと形にしたい」「認められたい」という引力です。仕事や社会での立場に向かう気持ちが強まりやすくなります。
  • ケートゥ(蟹座):「もう十分」「手放したい」という力です。家や心の拠りどころ、過去への執着がゆるみやすくなります。

前に進みたい気持ちと、手放したい気持ちが、同時に動く年です。どちらかを無理に選ばなくて大丈夫です。迷ったときは、「本当に大切なものを一つだけ残す」と決めると、気持ちが落ち着きます。


年のはじまり(1/1〜2/3)

この季節の星の動き
年の初め、木星は獅子座にいて、後ろへ戻るような動き(逆行)をしています。1月25日、その木星が蟹座に入ります。蟹座は、木星が最も力を出せる位置です。家や人とのつながり、心の安心が土台になると、学びも縁も広がりやすくなります。まだ準備の時期なので、大きく動くより、足元を固めることを意識してください。

暦の目安
1月5日の小寒から寒さが厳しくなり、1月20日の大寒が一年で最も寒い頃です。冬の土用(1/17〜2/3)は、体が固まりやすい時期なので、冷やさず、睡眠を多めにとってください。2月3日の節分は、豆まきで厄を払い、新しい春を迎える日です。


春(2/4〜5/5) はじめる

まんなかの節目:春分 3月21日(日)
星との重なり:木星は蟹座に滞在中で、広がりの後押しが続く時期です。

この季節の星の動き
春のあいだ、木星は蟹座に留まり、家や心の安心を土台にした広がりを後押しします。蟹座には手放しの星ケートゥもいるので、「増やす」より「本当に大切なものを選ぶ」ことが合う時期です。土星は魚座で静かに過ごしていて、焦らずに土台を固める流れです。人に相談したり、学び直したりすると、思わぬ助けが得られやすくなります。

過ごし方の例
先延ばしにしていた習い事の申し込み、問い合わせ、書類の準備など、小さな一歩を一つ動かしてみてください。

暦の目安
2月4日の立春から、暦の上の春です。3月21日の春分は、昼と夜がほぼ同じ長さになる春のまんなかです。春分の日は祝日で、日曜のため3月22日(月)が休みになります。前後3日(3/18〜3/24)は春のお彼岸です。春の土用(4/17〜5/5)は、季節の変わり目で体調を崩しやすいので、予定を詰め込みすぎないようにしてください。5月2日の八十八夜は、新茶の摘みどきとされる頃です。


夏(5/6〜8/7) たしかめる

まんなかの節目:夏至 6月21日(月)
星との重なり:土星が牡羊座に入って18日目で、木星が獅子座へ移る5日前です。

この季節の星の動き
6月3日、土星が牡羊座に入ります。牡羊座は、土星が最も力を出しにくい位置です。勢いで押し切ろうとすると、空回りしやすくなります。6月26日には木星が獅子座に移り、「自分らしく表現したい」「人前に出たい」気持ちが高まります。前に出たい気持ち(アクセル)と、確かめたい気持ち(ブレーキ)が同時にある季節です。5月6日から6月2日までは、まだ春の勢いが残っています。

過ごし方の例
契約や支払い、仕事の進め方、体調など、「このままで大丈夫か」を一度たしかめてから動いてください。

暦の目安
5月6日の立夏から、暦の上の夏です。6月11日の入梅は梅雨の目安です。6月21日の夏至は、一年で光が頂点に立つ日で、昼がいちばん長くなります。ここから昼が少しずつ短くなります。7月2日の半夏生は田植えの終わりの目安です。夏の土用(7/20〜8/7)には丑の日が二回あり、7月21日(水)と8月2日(月)です。昔から「う」のつくものを食べる習わしがあり、うなぎのほか、梅干しやうどんも選べます。


秋(8/8〜11/7) 見直す

まんなかの節目:秋分 9月23日(木・祝)
星との重なり:土星はまだ牡羊座にいて、10/20に魚座へ戻る約4週間前です。

この季節の星の動き
土星は、10月19日まで引き続き牡羊座にいます。秋の前半は、夏の「たしかめる」がそのまま続きます。10月20日に土星が魚座へ戻ると、一度通り過ぎたテーマが、もう一度目の前に現れます。魚座は、見えない不安や心の奥を扱う位置です。終えたはずのことを、手放すものと残すものに分けられる時期です。木星は獅子座にいて、「自分らしくいられているか」を確かめる後押しをします。

過ごし方の例
持ち物、予定、人づきあいを見直し、手放すものと残すものを分けてみてください。

暦の目安
8月8日の立秋から、暦の上の秋です。9月1日の二百十日は、台風への備えを確かめる目安です。9月23日の秋分は、昼と夜がほぼ同じ長さになる秋のまんなかで、祝日です。ここから夜が長くなります。前後3日(9/20〜9/26)は秋のお彼岸です。秋の土用(10/21〜11/7)は冬支度の期間なので、衣替えや布団、暖房の準備をこの間にすませてください。


冬(11/8〜年末) ととのえる

まんなかの節目:冬至 12月22日(水)
星との重なり:木星が乙女座に入って約4週間で、足元を整える流れの中にあります。

この季節の星の動き
11月26日、木星が乙女座に入ります。乙女座は、暮らし・習慣・体調・段取りなど、日々の足元を扱う位置です。大きく広げるより、細かいところを整えることに力が向きます。土星は魚座で、心の奥の整理を静かに続けています。11月8日から11月25日までは、まだ秋の見直しの流れです。ここでまいた小さな種は、2028年に芽を出します。

過ごし方の例
睡眠と食事のリズムを整え、大掃除や年越しの準備を少しずつ進めてください。

暦の目安
11月8日の立冬から、暦の上の冬です。12月22日の冬至は、一年で昼がいちばん短い日です。「一陽来復」といい、この日を境に光が少しずつ戻ります。かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりして、体を温めてください。冬の土用は、2028年1月17日(予定)から始まります。

この時間割は、予言ではありません。視えない流れを捉えるための、一年のヒント集です。

さて、あなたの2027年の時間割には、何も入れない「空きコマ」を、いくつ作りますか?